中年女性はなぜ太りやすくなるのか❓
  • 2024.09.29
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  • 45〜55歳の更年期と呼ばれる世代になると、食べすぎているわけではないのにお腹周りがポッコリしたり、食事や運動を意識しているのになかなか体形が戻らなかったりと、いわゆる「中年太り」に悩まされることが少なくありません。
    年齢を重ねれば誰しも体形は少しずつ変化していきますが、これには基礎代謝量の低下、女性ホルモン「エストロゲン」分泌量の減少による自律神経の乱れ、血液中の中性脂肪やコレステロール量の増加などが影響となっています😣

    ⚫︎基礎代謝の低下による影響

    中性脂肪は体脂肪に多く含まれる物質で、私たちは食べたものをエネルギーに変えて消費しますが、使いきれなかった余剰エネルギーは中性脂肪に変換されて皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄えられます。
更年期に入る40代後半くらいから基礎代謝量が低下し、余ったエネルギーが体脂肪として蓄えられやすくなるため、20〜30代のころとさほど変わらない食生活をしていても、「太る」ようになると考えられています。
    
⚫︎女性ホルモン減少による影響

    女性ホルモン「エストロゲン」には、中性脂肪の消費を促すことで蓄積を予防するような作用があるといわれています。
更年期になると、卵巣機能が低下してエストロゲンの分泌が減ります。その影響で、中性脂肪がたまりやすく太りやすくなることがあるのです。


    更年期からのダイエットは
    〇〇抜きダイエットのような、過度な食事制限による栄養の不足や偏りは、肌荒れや便秘、イライラなどをもたらしたり、骨粗しょう症や、痩せすぎによる皮膚のたるみやシワにもつながる可能性もあります。

    「痩せる」ダイエットも大事ですが、「太りすぎない」「引き締める」ことを意識した、更年期世代にあったダイエット方法がおすすめです😃
    運動であれば、軽く汗ばむ程度のウォーキング、ストレッチやヨガなどが◎。無理なく続けられる運動でも、一定の筋肉量をつけたり、維持したりすることは可能なので、手軽にできそうな運動からはじめてみましょう。