夏の暑い日から、涼しくなる秋。夏と秋で同じ運動量をした場合、エネルギーの消費量が大きいのは、秋です。その理由は、人間のエネルギー消費と気候が関係しているという研究結果が発表されています。
人間は、免疫力などの理由から体温を36度前後に保つため、熱を生み出す必要があります。体温と気温の差が少ない夏は、少ないエネルギー消費量で体温をキープできるので基礎代謝は低め。しかし秋は、体温より気温が低くなるため、体が体温まで熱を下げないようにと一生懸命熱を増やそうとする働きをします。その働きによって、秋の方が夏よりエネルギー消費が大きくなります。よって、秋~冬にかけてダイエットする方が効率的だといえるでしょう。
18:32筋肉はタンパク質でできており、単純に摂取カロリーを減らした食事にしてしまうと、筋肉が分解されて、筋肉量が落ち、体重は落ちて見た目は痩せていても筋肉量が低く、体脂肪率が高い「隠れ肥満」に陥り、様々な疾患の元になってしまう可能性もあります。
また、人の体の約60%は、水分でできており、約15〜20%はタンパク質量でできているため、タンパク質が不足すると、肌のツヤが失われたり、髪がパサついたりする可能性があり、美しくダイエットすることができません。
18:34「痩せたい」という一心で、極端に食事の量を減らしてしまったり、栄養バランスが偏った食事を続けると、見た目はスリムになるかもしれませんが、サルコペニア(隠れ)肥満に陥る可能性があり、筋肉量が減少した結果、体は痩せにくくなる一方で悪循環になります。さらに気づかぬうちに動脈硬化などの疾患リスクも増大します。
栄養バランスを意識し、積極的にタンパク質を摂取しましょう。
また、秋になると基礎代謝量も増え、涼しくなると運動もしやすくなるので、食事制限だけに頼らず、運動も取り入れて健康的にダイエットすることをオススメします。