寒暖差が身体に及ぼす影響は、健康面だけでなく美容面にも及ぶことが判明しました。季節の変わり目に肌が荒れるという方は、寒暖差による影響化もしれません。
従来、季節の変わり目に生じる肌の不調は自律神経の乱れなどに起因すると考えられていましたが、寒暖差 がマイナス 8 度以上あると、直接的に肌に悪影響をもたらす要因であることを解明しました。
寒暖差(温度低下刺激)により肌のバリア・保湿機能に重要な酵素のひとつである「カスパーゼ 14 」が減少し、肌荒れの原因となります。
寒暖差アレルギー・肌荒れの予防方法
このように寒暖差による不調は多岐にわたり、美容にまで害が及ぶことが分かっているわけですが、しっかり予防できている方は少ないのではないでしょうか。
寒暖差による不調、それから肌荒れを予防するためには「身体を温めること」。
それから室内の温度も調整しましょう。部屋にいるときは、寒さを感じないようにしてください。ただし、一つの部屋だけ温めるなどして家の中で寒暖差が生まれると、急激に血圧が上がるので注意しましょう。
「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」は、女性に多いのは筋肉量少ないから。筋肉量を増やすためにも、運動はした方がいいですね。
さらには運動には、ストレス解消という効果もあります。「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」は、自律神経の乱れによって起こる鼻炎なので、運動をすることでストレスを解消できれば予防にも役立つでしょう。
さらに運動で適度な疲労感を得ると、ぐっすり眠りにつけます。質のいい睡眠も自律神経を安定させるのに大事な要素です。
ただし激しい運動は免疫力を下げてしまうこともあるので注意しましょう。自分の中でストレスだと感じない程度の、軽い運動をおすすめしています。
寒暖差アレルギーを防ぐ食べ物
「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」の防止には、血流を良くする食べ物が有効です。
1、カカオポリフェノール
高カカオのチョコレートを食べると良いでしょう。苦手な方はココアでも良いですね。
2、生姜
ありきたりかもしれませんが、生姜も血行を良くしてくれる食べ物です。
ただし、体温自体を上げてくれるわけではありません。あくまで、血行を良くして表面温度を温めるだけです。
ですが、血流促進には良いのでぜひ取り入れてみてください。
寒暖差アレルギー